ポケとる

ポケとるは、任天堂3DS版ではダウンロードをする事で遊べるパズル型のゲームで無料で楽しむ事ができます。2015年2月に登場をして、無料でダウンロードというスタイルと見た目がやや同系パズルゲームのパズドラにも似ている事から、本当に無料でどこまでできるものなのかという不安や無料でできる範囲にはかなり制限があるのではと思われました。

そんな心配をよそに基本的に無料で遊べますし、よくあるアイテムを購入するためにはどうしても課金が必要というシステムはありません。もちろん、ゲームを早くすすめたい人や課金をしても良いと考えている人は課金によるアイテムの購入もできます。課金というシステムに関しては、低い年齢層のユーザーが多い任天堂がどのような対応をするのかと注目をしていましたが、ホウセキというアイテムを課金制度で手に入れられますが、2016年8月末時点での月額の上限額は1万円までと決められています。

この金額が高いか安いかは個々の判断によるとは思いますが、スマホなどのような課金制度の仕組みとは違いますし、原則的に課金をしなくても充分に通常のゲームを楽しますので、そのあたりのゲームバランスは任天堂らしい対応だと評価ができると思います。

肝心のゲーム内容は、登場するポケモンを自分のポケモンを使ってゲットしていくというポケモンの基本路線は守りつつもこれまでのシリーズとは全く違うタイプのゲームに仕上がっています。個々のポケモンに攻撃力や得意な相手や苦手な相手がいるのはもちろんですが、特殊能力にもそれぞれに特徴がありますので個性豊かなキャラをゲットしていく楽しみがあります。また、ほぼ毎週のように様々なイベントが用意されていたり、ゲーム内でのコインやキャラクターの経験値を上げるキャライベントなども用意されている事からインターネットで遊ぶゲームの良さを上手く表現できている所が好印象になっています。

気になる問題点としては、ほぼ毎週のように行われるランキング制度によってアイテムがゲットできるイベントは、基本的に早くからゲームをはじめていたプレイヤーの方が基本的に前に進んでいる傾向が強いので、キャラクター的にも有利になります。ある程度、おいついてしまえば課金などはしなくても充分に対抗できると実際に自分の経験上で言えますが、これからはじめるとなると当初のイベントでは苦戦が必至になると思います。これらの対応に関しても任天堂側も毎回のように様々な手法で上位グループの進行を少しでも遅らせるような別のイベントを用意したりしていますが、その努力は充分に認められるものの絶大な効果が出ているという感じはしません。

しかしながら、無料でもというよりも課金の必要はないと言えるゲームに仕上がっているバランスはさすが任天堂といえますし、幅の広い年齢層に向けたわかりやすいシステムのゲームという事でも充分に評価に値するといえます。無料のダウンロードタイプのゲームだからといって、期待できずにまだ遊んでいないという人がいるのであれば、是非一度プレイしてみるとその質の高さが理解してもらえるのではないかと思います。